一眼レフカメラで一度は使ってみたいレンズに超広角レンズがある。
Kiss X9iにももちろん対応の超広角レンズがあり、Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMがそれだ。
しかし、KissX9iには純正の広角レンズよりもさらに良いレンズがある。
ここではCanon APS-Cサイズのイメージセンサー対応のオススメ広角レンズを紹介しよう。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X9i レンズキット EF-S18-135mm
Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMはCanonのAPS-Cセンサー搭載の一眼レフカメラに対応する超広角レンズだ。
このレンズも悪くはないのだが、使ってみた感想は性能の割に値段が高いと感じる。
手ブレ補正がある点はさすが純正と思えるのだが、F4.5からとなっており、最大開放時でもやや暗いのが難点だ。
Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
そこで私がオススメしたいのが、TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiIIである。
理由は、この広角レンズがAPS-Cサイズカメラ用に設計されていることが1つ。
35mm判換算で16mmとなる超広角の10mmから同37mmと換算される24mmまで、これ1本で広角系はほとんどカバーできる。
もう1つは、F3.5-4.5と開放絞りが明るい点もある。
経験者はご存知だと思うがF値1の違いはかなり大きい。
絞りで明るくできるなら感度を上げずに済むので写真の画質が向上する。
そしてもう一つはお値段が純正の広角レンズよりも安いことだ。
TAMRON 超広角ズームレンズ SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiII
この動画ではユーチューバーのソエジマックスさんがTAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiIIについてレビューしてくれている。テスト撮影した動画も公開してくれているのでぜひ視聴してみよう。
何故Canon製のEF-Sシリーズの広角レンズがオススメできないか疑問に思う人もいるだろう。
私の場合、超広角レンズを使うときはここぞというときに三脚に装着して撮影する。
そのため手ブレ補正機能はむしろ必要がない。
それにKissX9iの場合は手ブレ補正機能がボディ側に搭載されているため、レンズの手ブレ補正機構に依存することがないのだ。
そしてなんといっても描写力が違う。タムロン広角レンズの方がよりシャープだ。
Canon EOSkissX9iは入門用のデジタル一眼レフだから、広角レンズに慣れる意味でも廉価な方が手に入れやすいだろう。
そして、安くても操作性は良いし、描写性能もむしろタムロンの方が優れている。
写真は flickr TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiII 作品から引用しています
加えれば10mmから24mmという広いズーム領域が使いやすいと評判だ。
10mm側を使えば遠近感を強調した表現ができるし、24mm側は標準レンズに近い自然な画像が撮れる。
よって、入門用の広角レンズとしてTAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiIIをオススメする。
TAMRON 超広角ズームレンズ SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiII キヤノン用
✅描写力のあるタムロンの広角ズームレンズ
✅F3.5と明るいのが魅力
✅キヤノンレンズに比べて安い
SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiIIは新しい商品が発売されています。
これから購入するなら新しいレンズをオススメします。
TAMRON 10-24mm F3.5-4.5 Di II VC HLD(Model B023)
✅手ブレ補正が搭載され、さらに撮影しやすくなりました!