EOS M100でマクロレンズEF-M28mm F3.5を検証してみた
EOS M100はEF-Mマウント規格となっていて、レンズを選ぶ場合はEF-Mレンズから選ぶ必要があります。
実はEF-Mレンズの中にマクロレンズでEF-M28mm F3.5という製品があります。
このレンズはEOSミラーレスユーザーに人気が高く、結果的に一眼レフカメラのEFマウント仕様でも発売されることになりました。
EF-M28mm F3.5は買う価値のあるマクロレンズなのか詳しく検証してみようと思います。
Canon EOS M100 EF-M15-45 IS STM レンズキット(ホワイト)
この動画はマクロレンズEF-M28mm F3.5のEFマウント規格バージョンの EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM のレビュー動画です。
ユーチューバーのジェットダイスケさんがこのレンズの性能と作品例を紹介してくれています。
どんな写りになっているのかよく分かるのでぜひ視聴してみましょう。
マクロレンズ F-M28mm F3.5を買う前に知っておきたいコト
キャノンEOS M100は、撮像素子がAPS-Cサイズです。
そのためEF-M28mm F3.5 マクロ IS STMを装着した時には、35mm判換算では焦点距離が約45mmの標準系レンズになります。
マクロレンズとしての性能は、最短撮影距離が10cm弱ですから、レンズの先端がほとんど被写体に接するような写真も撮れます。
そして、被写体と撮像素子上の像が同じになる撮影倍率1倍以外に、スーパーマクロモードを使いますと1.2倍の画像も得られます。
当然ですが標準系レンズとして普通の撮影もできますので、風景やスナップ写真にも活躍するでしょう。
Canon マクロレンズ EF-M28mm F3.5 IS STM
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMの大きさは、長さが5cm弱で径が6cm程度です。
レンズのフォーカス方法ではレンズ繰り出し式になっているので、ピント合わせでレンズの先が前に突出してきます。
また、重さは約130グラムと軽いですから、軽量コンパクトなミラーレス1眼カメラのEOS M100に装着していても気が付かないくらいです。
最小絞りはF22ですから、被写体深度を深くしたい撮影の可能で、F3.5の明るい開放絞り付近では被写体深度の浅い画像も撮れます。
非球面レンズやUDレンズを多用した10群11枚のレンズ構成から得られる画像は、高画質が保証されています。
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写真はFlickrのEF-M28mm F3.5 マクロ IS STM作品から引用しています。
このマクロレンズは、レンズ前面にLED照明が内蔵されていますので、暗い被写体の近接撮影に威力を発揮するでしょう。
また、キャノン独特の手ブレ補正とAFも使いやすく、マニュアルフォーカスへの移行も簡単にできますので、買って損のないマクロレンズと言えます。
Canon マクロレンズ EF-M28mm F3.5 IS STM