EOS6DmarkIIでボケ感のある美しい写真を撮るときに欠かせないのが単焦点レンズです。
キヤノンには撒き餌レンズと呼ばれている格安の単焦点レンズが大人気ですが、写真の出来栄えに期待して購入すると結構ひどい目を見ます。
単焦点レンズは低コストでレンズ本来の性能を引き出しやすいという特徴がある製品ではありますが、キヤノンの撒き餌レンズのおかげで「単焦点レンズ=安レンズ」のイメージが強くなりすぎている傾向があります。
ここではEOS6DmarkII でもっと描写力のある良いレンズが欲しいと考えている方におススメであり、プロのフォトグラファーにも支持されている単焦点レンズを紹介します。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6D Mark II EF24-70L IS USM レンズキット
スナップ写真をEOS6D MarkIIで撮りたい時におすすめしたい単焦点レンズが、SIGMA 単焦点標準レンズ Art 50mm F1.4です。
キヤノンの撒き餌レンズとは全く異なる外観で、ボディから繰り出す長さは10cmとなっており、Canon EF50mm F1.8 STMの倍以上になっています。
キヤノン50mm単焦点レンズ | SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM |
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SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM
ご存知の通り50mmの焦点距離は肉眼で見た被写体とほとんど変わらず、撮影しやすい撮影領域です。
開放F値が1.4という極めて明るい単焦点レンズですから、ターゲットになる被写体を強調できるボケを生かした撮影も可能です。
また、ある程度絞り込んでいれば被写界深度を深くできますので、シャープな描写の映像を撮ることも可能です。
そして各種収差の補正もしっかりしていますので歪みのない綺麗な作品が撮れるでしょう。
シグマのArtラインはプロの写真家が要求する作家性のある画像を作れるように設計されたレンズです。
キヤノンの単焦点レンズは、コストパフォーマンスと明るさ・コンパクトさに注力されていますが、写りについてはやはり価格通りとしか言えません。
しかしシグマのArtラインは高画素化する最新の一眼カメラの能力を最大限引き出すための光学性能が詰まっています。
写真は flickr SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM 作品から引用しています
絞り開放でにじみが出やすい単焦点レンズですが、Art 50mm F1.4は色にじみを抑えながら柔らかいボケ味を表現できます。
レンズにはスーパーマルチレイヤーコートを施してあるので、逆光時の撮影にも強く、フレア・ゴーストを防ぎます。
またオートフォーカスは超音波モーターを使用して高速化を図っており、シャッターチャンスを逃さない速さ・正確さを実現しています。
そして、シグマ独特のレンズのカスタマイズ機能も搭載しています。
キャノンのEOS6D MarkII には、純正のEFレンズシリーズを使うのが普通と考えられるかもしれませんが、このシグマのArt 50mm F1.4 DG HSMはベストセラーのレンズです。
やはり描写表現や投入されている技術、使いやすさなどが評価されているのでしょう。
SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM
✅シグマのプロ仕様単焦点レンズ
✅EOS6D MarkII と合わせるとずっしりと重量感があります
✅撒き餌レンズとは別次元の写りです