EOS M6のダブルズームEVFキットって高くない?
Canon EOS M6の評判が非常に良い。
これまでキヤノンの交換レンズ式カメラの人気はEOS Kissシリーズのほうが高く、ミラーレス機はそれほどでもなかった。
ところがEOS M6の性能の良さを見てキヤノンのミラーレス一眼カメラを見直す動きが出ている。
EOS Mシリーズにはビューファインダーが標準搭載しておらず、一眼レフカメラのビューファインダーに慣れた方には抵抗があった。
しかしEOS M6には電子ビューファインダー(EVF)を外付けすることができる上、EVFとボディがセットになったキットも販売したことが注目されている理由の一つでもある。
EOS M6のEVFキットが高すぎるという意見もあるが、ここではEOS M6の電子ビューファインダーについて詳しく検証しよう。
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M6 レンズEVFキット
EOS M6 EVFキットを購入する前に注意したいコト
ミラーレス一眼カメラには、ファインダーが標準で付いていないものも多い。
特にエントリーモデルと呼ばれる低価格帯のモデルには他社メーカーもEVFを装備していない。
そのため中級モデルを選択するほかなかったのだが、EOSM6には外付けでEVFを取り付けられるようになっている。
一眼レフカメラのようにファインダーで被写体を見たい時には小型電子ファインダーのEVFが別途購入することで解決するのだ。
もしEOS M6でファインダーを使いたいのだったら、最初からEVFがセットになっているキットで購入する方法もあるし、レンズも一緒になったキットもある。
そんなキットの中にEOS M6 ダブルズームEVFキット EF-M15-45mm/EF-M55-200mm 付属があるが、レンズやEVFを個別に揃えるよりかなりお得な価格設定になっている。
なお、このキットはボディなどの色が指定されている。今のところ(2017.7月時点)EVFキットはシルバーのみとなっている。
また、EVFキット自体が限定販売なので注意を要する。
この動画ではEOS M6について詳しくレビューしてくれている。
動画8分26秒以降ではEOS M6にEVFを装着して実際の使用感や利便性も解説してくれているのでぜひ視聴してみよう。
このダブルズームEVFキットは、小型電子ファインダーのEVF-DC2と2本のズームレンズEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM及びEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM、そしてEOS M6のボディがセットになっている。
EVF-DC2は、時計などの修理の時に使う円筒状の虫眼鏡によく似た形状をしている。
そしてEOS M6の上部にある接続部分にセットすると、内部の200万ドット以上の有機ELパネルに写しだされる像を見る訳だ。
これでカメラを構える時に安定性が増すし、日光の下では見にくいボディ背後のモニターと違って、どんな環境でも被写体の確認が楽にできる。
レンズに関しては簡単に説明するが、広角からかなり倍率の高い望遠まで2本でカバーできるので、これだけでどんな被写体にも対応できるだろう。
特に一眼カメラの初心者には使いやすいダブルズームレンズだ。
EOS M6 ダブルズームEVFキット
EVFで構えると手ブレを防げます
被写体への集中力が増す
屋外でも撮影しやすい