EOS M6の標準レンズで被写体に寄って撮影するとピンボケする場合がある。
これはレンズの最短撮影距離が関係している。
例えば商品レビューの写真や料理を撮影するときには被写体に思いっきり寄って撮りたくなる時がある。
そんな場合に必要になるのがマクロレンズだ。
Canon EOS M6 レンズキットEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM 付属
EOS-M6用のマクロレンズと言えばEF-M28mm F3.5 マクロ IS STMだが、マクロレンズは何に使うものなのか、まず少し説明しよう。
マクロレンズは、近くにある被写体を撮るためのレンズとして設計されている。
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMは、最短撮影距離が10cm弱とかなり被写体に寄って撮影できて、その時の倍率は1.2倍となる。
1.2倍の倍率というのは、被写体の大きさに対して画像センサー上の画像が1.2倍に拡大できるということだ。
Canon マクロレンズ EF-M28mm F3.5 IS STM
この動画ではマクロレンズ EF-M28mm F3.5 IS STMを使用して花のしずくを撮影する手順を解説してくれている。
マクロレンズで花の撮影をしてみたいと思っているならぜひ視聴してみよう。
マクロレンズの特長は被写体に近づいて撮影できるところだが、具体的に何を撮るときに便利なのだろうか?
それは、今ならSNSなどに投稿する料理あるいは飼っているペット、育てている花や草木が考えられる。
また、EOS-M6のようなコンパクトなデジタルカメラは、常に持ち歩いて外食で注文した料理や公園に咲いている綺麗な花、あるいは道を歩く猫等が気軽に撮れる。
写真は https://www.dpreview.com/ のEF-M 28mm F3.5 Macro 作例を引用しています。
そんな時にEF-M28mm F3.5 マクロ IS STMのようなマクロレンズを1本持っていると役に立つだろう。
また私の場合ではあるが、ブログに使用する商品レビュー用の写真やオークションに出品するときにマクロレンズを使用することが多い。
写真は https://www.dpreview.com/ のEF-M 28mm F3.5 Macro 作例を引用しています。
なるべく写真を大きく撮影したい場合はマクロレンズが威力を発揮する。
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMがどんなレンズなのか、もう少しこのレンズのスペックを見てみよう。
焦点距離が28mmということは、標準系の使いやすいレンズだ。
球面レンズによる10群11枚の構成によってシャープな描写が可能で、約130gと軽く約61mmの径及び約46mmの長さというコンパクトさも魅力だろう。
そして、優れたAFと手ブレ補正機能も撮影の助けになる。
絞りの開放値はF3.5となっており、決して暗いレンズという訳ではない。
しかしこのレンズにはレンズ全面部分にLEDライトが装備されており、マクロレンズに起こりがちな輝度不足を解消することができる。
他社のマクロレンズでは見たことがない機能だ。
おかげで撮影時に照明を用意する必要もなく、スピーディーに撮影できるだろう。
Canon マクロレンズ EF-M28mm F3.5 IS STM
✅最短撮影距離が10cm弱 被写体に寄れるレンズ
✅レンズ全面部分にLEDライトが搭載。明るく撮れる
✅最大撮影倍率1.2倍で拡大写真に最適